【食育資格体験談9-1】主人が体調を壊し食事内容を見直すことに
少し前に食生活アドバイザーの資格を取得しました。
私は幼い頃からお料理に興味があり、実家に住んでいたころには母のお料理の手伝いをよくしていました。
結婚してからも手作りご飯がメインでしたので、お料理の経験はわりと長い方だと思います。
私はごく普通の家庭の主婦をしており、ごく普通の生活をしておりました。
ですが、子どもの離乳食が完了して間もなく主人が体調を崩し、食事内容を見直す必要がありました。
- 母の作った和食中心の手料理で育ったこと
- 私自身に体形を維持したい思いがあったこと
- 私自身が胃が丈夫な方ではなかったこと
- 主人が太りやすい体質で腰痛持ちであったこと
こういった理由から、それまでも食事には気を使っていた方だとは思います。
ですが、それでも主人の主治医からの指導もあり、これを機に食について少し詳しく勉強してみようと思ったのが資格取得のきっかけです。
多少は調理に自信がありましたが、それだけで主人の体調管理が充分にできるはずもありません。
食材の選び方や調理法、食事をとる環境や時間など、見直す点はたくさんありました。
ちょうどそのころ、子どもが大人と同じ食事を食べ始めましたので、子どもの健康な身体作りのためにも、食生活を見直すことへのモチベーションは充分でした。
勉強するなら資格も取ってしまおう!
そんな思いもあって、食生活アドバイザーの試験を受けることにしました。
食生活アドバイザーについては、書店にもたくさん参考書や過去問が並んでいました。
ですが、どれを選べばよいか迷ったのと、テキストの独学で合格できるか不安だったため、通信教育講座を受講することに決めました。
食生活アドバイザーの通信教育講座は、テキストと問題集がそろっているうえに、勉強の進め方も提案されているので取り組みやすいです。
さらに、分からないことは講師にオンラインで質問することもできるとのことでした。
実際に質問することはありませんでしたが、何年ぶりかの受験に向けて講師の存在は心強く感じました。
また、添削問題もあったので、受験に対するイメージトレーニングもできて役に立ったと思います。
ひとことで「食生活」と言っても勉強する内容は多岐にわたります。
栄養素や旬の食材などの実際に体内に取り込む食事そのものに関連する要素であったり、食中毒や保存法、食品の安全性などに関することだったり。
他にも経営者の視点で見る食マーケットや経済、法律にいたるまで、ありとあらゆる項目がずらりと並んでいました。
受講を開始した時期から試験当日まで数ヶ月ありましたので、時間は充分にありましたが、それでも学びきれるのか心配でした。
ちなみに、これは通信教育講座の特徴だと思うのですが、通信教育講座であれば勉強を自分のペースですすめられます。
ということはつまり、毎日短い時間でコツコツと学ぶことが可能ですが、同時にサボることも簡単にできてしまいます。
そのため、私がまず第一に考えなければならなかったのは、勉強を習慣づけることでした。
厳しい受験を経験していたり、複数の… ≫ 次のページへ