【食育資格体験談4-3】管理栄養士の資格を仕事に活かすために

これから管理栄養士の資格取得を目指す方は、とにかく自分がどんな管理栄養士になりたいかしっかり考えながら勉強してほしいと思います。

 

管理栄養士を取得すれば、食に関する仕事に就きたいと思ったときにある程度は優遇されると思います。

 

しかし、国家試験取得者だからといって給料が抜群にいいわけでもありません。

 

 

管理栄養士の養成学校が増えて、資格保持者もふえているので、資格を持っているからといって希望の職種につけるというわけでもないのです。

 

私自身も一般企業に勤めて食育活動をしたかったのですが、結局営業職に就くことになりました。

 

 

また、施設や病院、学校では給食管理に追われて、学校で学んだような栄養管理について任されるのはだいぶ先の話です。

 

実際の現場は学習したことがそのまま使えるとはかぎらないといった話もよく聞きます。

 

 

そもそも教科書通りに栄養管理が進むことはまずありえないです。

 

なぜなら、相手がロボットでなく人間である以上、栄養管理のプランはマニュアル化できないからです。

 

学術的には「良い」と言われていることでも、あるひとりの対象者にとっては、何の効果もない栄養管理方法だったということもざらにあります。

 

マニュアルにとらわれ過ぎずに、幅広い視野と知識をもって対応することが必要です。

 

 

さらに、他職種との連携に苦労することも多いと聞きます。

 

他職種とのコミュニケーションを円滑に行うことが、栄養管理プランをスムーズに実行に移すためのキーポイントになるからです。

 

プランを立てても、実際に料理を作る人や、提供する人が賛同してくれなければ、プランは実行されません。

 

 

他職種とのコミュニケーションは、自分が学生時代に想像していたものよりもはるかに難しいものです。

 

各々の職種は利害関係にあり、どっちかが楽をすれば、どっちかが苦しくなるからです。

 

 

この考え方自体があまりよくないのはわかっています。

 

対象者を健康に導くためのひとつのチームだと認識しなければならないのですが、実際はそのように考えてくれている現場の人間はそんなに多くないように思います。

 

 

栄養プランを実行に移すということは、基本的に仕事が増えるということなので、どの職種がその仕事を負担するかで揉めることが多いようです。

 

このときに、各々の言い分を聞きながら、栄養プランを実行に移すためのコミュニケーション能力が必要になってきます。

 

 

管理栄養士としての仕事の幅は、とても広いです。

 

保育園・幼稚園、学校、病院、高齢者施設、障害者施設、保健所、一般企業、給食委託会社、特定健診のフォローなどなど、たくさんあります。

 

勉強中、実習中から、自分がいったいどんな道に進みたいのかをよく考えておいたほうがいいでしょう。

 

 

自分自身が仕事に就いてみてわかったことは、自分の職業に関係ない栄養の知識はどんどん忘れてしまうということです。

 

せっかく幅広く調理や栄養について勉強したのに、一度仕事に就くと仕事に関係ない知識が薄れてしまい、他のことをやりたいと思ったときにまたイチから勉強になってしまうわけです。

 

 

もちろん、もう一度学び直すだけの気力があればいいのですが、仕事をしながら次に向けての勉強をするのはかなり困難です。

 

自分の極めたい道はどこなのかをしっかりと見極めてから、仕事に就いてほしいなと思います。

 

 

私が「ナチュラルフードコーディネーター」に… ≫ 次のページへ

 

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