【食育資格の活用法】医療・福祉業界
食育というと、子どもたちを対象とした教育のイメージがあるかもしれません。しかし、少子高齢化社会においては、子どもたちだけではなく、医療や福祉の分野でも、食育の重要性が高まっています。
高齢者が抱える食の問題点
高齢者は、どうしても少食になるため、栄養が不足しがちです。
例えば、カルシウムが不足して、転んだときに骨折しやすくなるなど、栄養不足が原因で、深刻な問題に発展することも少なくありません。
そのため、たとえ、一回の食事量は少なくても、バランスのいい食事を心がけることが、元気な老後を過ごす秘訣になります。
医療・福祉業界での食育資格のニーズ
「食」は健康の大前提ですし、医療・福祉業界で働く人にとって、食育資格のニーズは、とても高いと考えていいです。
食育資格がなければ、仕事ができないわけではありませんが、食育資格を取得することによって身につく広い知識は、仕事をするうえで確実に役立ちます。
食育資格の具体的な活かし方
主な職場・活動場所
- 老人ホーム
- ホームヘルパー
- 児童養護施設
主な活動内容
- 高齢者に食を通じたふれあいの機会を提案できる
- 高齢者にバランスのいい食事のアドバイスができる
- 医療・福祉施設等で働いて食の改善を提案ができる
食育資格は、日々の食事に関することだけではなく、食文化や、良好な人間関係など、幅広いテーマを網羅している資格です。そのため、医療・福祉業界の栄養士などよりも、幅広い視野で、自由に活動することができるところがメリットです。