【食育資格のすすめ】食育の基礎知識と資格の活用法を教えます!

【食育資格の体験談11】食生活アドバイザー

「食生活アドバイザー2級」の資格をお持ちの方にお話をうかがいました。この方は大学で農学部を卒業されており、もともと食に関する知識はお持ちだったようです。そのような方であっても、食生活アドバイザーの知識は学ぶことがとても多かったようで、私生活でもお仕事の面でも、取得した知識が非常に役立っているとのことでした。


 

1.食生活アドバイザーに挑戦することに

 

私は元々大学の農学部を卒業しており、食生活を含め栄養や農産物に興味を持ちやすい環境にいました。ただ大学となるとどうしても専門に偏り過ぎるという点があったり、就職した際に栄養に関して持っている資格が何もないのもな、と思い食生活アドバイザー資格を取得しました。なぜ食生活アドバイザーだったのかというと就職活動の際にこんな資格があれば役立つかも、と就職先の方に言われたからです。就職先は食品を扱う卸業者なので食生活アドバイザーは社会でも求められている資格なのだとは思います。

 

 

勉強方法としては問題集を何度も勉強するという至ってシンプルな方法で勉強しました。大学で栄養学や細菌関連、植物の保存方法については授業でざっと勉強していたので復習といった感じでした。3級と2級を併願して受けたのですが、2級は結構難しいと感じました。それなりに大学では勉強していた方なので1から勉強となると2級は難易度が高いと思います。3級で肩慣らし、その後2級に挑戦するのがいいのではないでしょうか。

 

2.食生活アドバイザーの試験勉強について

 

私が1番困った勉強箇所は「食文化と食習慣」「食マーケット」の部分です。どちらも元々勉強しているものではなく、ややこしい部分や取り違える部分が多かったので暗記に少々手間取りました。「社会生活」部分も少し苦手な分野があったので困りました。

 

勉強した期間としては3週間〜1ヶ月程度だったと思います。1日の勉強時間は時間の取れる時に思いっきり3、4時間行うといった感じで行っていました。できたところは飛ばしつつ、できないところは何度でもやるというのが効率が良いと思います。覚えるものはテキスト内の内容であれば高校の定期テスト全教科分と同じくらいなので何とか覚えられるはずです。

 

テキストは公式テキストを使うことをおすすめします。私は食品衛生責任者の資格も持っているのですが、食生活アドバイザーとあまり範囲が重なっておらず驚きました。食品衛生責任者の知識が食生活アドバイザーの中に全くないわけではないのですが、食生活アドバイザーの方が範囲が広い感じです。食文化なども地方の食生活文化と全国に共通する食文化には違いがあるので、自分自身の経験でカバーできるかな、と思っていると痛い目を見ます。

 

 

栄養に関しては大学の一部の授業と重なっている感じなので結構難しいと感じましたし、この範囲ということは料理の専門学校や看護、栄養士ではあまり扱わない範囲だろうなとも思ったのでいくら他の資格もちでも一度公式テキストは見ておくべきです。

 

3.受験してみて思ったこと

 

テストのときにその年に入ったアレルギー表示の項目についての法律問題が入っているのにはびっくりしました。食品の時事も知らないと解けない問題もあるようです。食生活や食品に興味を持って普段から情報収集していれば問題ありませんが、あまりニュースを読まない人は大変かもしれません。

 

他の問題はテキストや過去問に近いものが出てきました。文章のひっかけから確実に単語を覚えていないと解けないものなど様々なタイプがあるので注意して解いていくのが大切だと思います。時間は割と余裕です。記述問題もあるので単語を覚えるだけでなくて意味ごと丸々覚えるか、自分の言葉で解説できるようになると良いと思います。自分の言葉で説明する、覚え方が私にとってはやりやすかったのでその方法で覚えました。自分の言葉で説明すると応用もしやすいので、ただ丸暗記せず内容を細かくかみ砕いて理解するような勉強をしておく方がテスト後も有利かもしれません。

 

試験会場としてはトイレが大勢の受験者に対して1つしかなく、他の階のトイレに行くのが嫌でした。テスト前にトイレに行こうと思って行くと試験の時間に間に合うかどうかの時間になってかなりあせりました。何とか間に合いましたが。試験会場の場所だけでなく試験会場自体を事前に調べておくのも大切かもしれません。部屋の気温は夏を過ぎたころに受けましたが普通でした。ちゃんと冷房は効いているようです。もちろん会場によるのでなんとも言えませんが基本的には空調は効いていると思います。

 

試験に合格したのは普通に嬉しかったです。就職手前だったこともあり、次に挑戦するとなると働きながら勉強時間と試験を受ける時間をつくるという状況だったので特に。なぜか忙しい時期に合格通知が来たので喜び損ねた感はあります・・・。

 

4.食生活アドバイザーの知識はとても役立っています

 

食生活アドバイザーが直接役立ったのはインターネット上で食事関連の文章を書くときですね。食生活に関してはどこを調べればいいか、どのような内容を求められているかを何となく把握できるのでとっていて良かったな、と思います。

 

就職先で役にたったのは部長や課長と話す時に流通や食品管理について話すときや実際に食品をお客様に試食してもらうときに役立ちました。少なくともてきとうな試食を行うようなことをしようとしていたら止めましたし、自分もかなり気を付けていました。メーカーの人の品質の話からどのくらいこのメーカーが衛生管理を気にしているかを推察できるのも役にたっている1つだと思います。

 

私生活で役立っているのは健康食品のセールスに騙されないことぐらいです。今は1人暮らしなので中々食事を作ってあげるという機会がないので家族の食生活を守る、といった役立ち方はしていません。

 

 

今後はちょうど食生活に関する文章や病気に関する文章をインターネット上で書いているのでそちらに知識を役立てていきたいと思っています。常に最新の情報に触れていなければいけないと思う機会も増えるでしょうし、常に勉強するよう心がけたいと思っています。できれば病人に対する食事メニューやアレルギーの人に対する食事メニュー、赤ちゃんの離乳食などの需要の高い部分の知識を増やしたいなとは思っています。

 

5.食生活アドバイザーの取得を目指している方へ

 

食生活アドバイザーの取得を目指している人は試験会場の様子から判断すると、そこそこ多くいらっしゃるのではないかなと思います。食生活アドバイザーは食生活アドバイザーの資格が役立つというよりも、勉強した内容が役に立つといった面がとても多い気がします。ですので、資格を取るというよりもテキストの知識を身につけると思って取り組むと自身の知識向上にもつながりますし、役立つことも多いです。例えば自分だけのお昼ご飯を用意するときに麺類だけでなくビタミン・食物繊維の入っている野菜、タンパク質を含む豆腐くらいは用意しないと、と思ったり、夏場にまな板に熱湯をかけてから調理を始めたり、お肉は最後に調理したりと気をつけるようになります。

 

もちろん仕事の面でも食生活アドバイザーの知識は役立ちます。詳しくは言えませんが、除菌アルコールを用意したり、温度管理に目を光らせたりできます。食生活という身近なものなので、そんなの当たり前だというものも含まれているのでとっつきやすいと思うので、内容を理解しながら勉強してみてください。

 

あと意外に思ったのですが、添加物に関する記述はあまりありません。添加物とはどのようなものか、ということをさらっと流すくらいです。元々栄養の知識が豊富で添加物を避けた食事を作りたい、という目的で食生活アドバイザーを受験するなら他の資格を考えた方がいいかもしれません。食生活アドバイザーの知識はどちらかというと食文化、流通、栄養の全体を把握してアドバイスするといった感じなのでどこかに特化してという感じではないです。全体を見ることができる分特化した部分は自分でその後勉強した方がいいですね。

 

ここまでいろいろと書きましたが、食生活アドバイザーは範囲内の勉強をきちんとすれば取れる資格です。私は時間がなかったということで短めの時間で集中的に勉強しましたが、時間をとって勉強しましょう。2級は記述問題もありますが、3級は選択問題だけでいけますし、知識もつくので気楽に挑戦してみてください。

 

 

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