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【食育Q&A】夏バテに効くおすすめメニューって何かありますか?

最近の夏は異常に暑くて困りますね。私なんか、この連日の猛暑で、すっかりバテバテです。食欲もないし、私一人だったらそうめんなどで簡単に済ませるんですが、小学3年生と1年生の子供がいるので、さすがにそうめんばかり食べさすわけにはいかないなと思って悩んでいます。何かおすすめの「夏バテ撃退メニュー」みたいなのはありませんか?

たしかに、最近の夏はすごく暑いですね・・・。

 

照りつける太陽の日差しが痛いほどですし、
全身にまとわりつくようなベットリとした湿気も
カラダにこたえます・・・(汗)

 

 

まぁ、お天気にグチってもしかたないんですが、
これだけ連日の猛暑だと、食欲がなくなってしまったりで
家族の体調管理が気になるところですね。

 

 

ところで・・・

 

 

「子供に食べさせる夏バテ撃退メニューは何か?」
とのご質問ですが、、、

 

やはり、
「季節の旬なものをおいしくいただく」
っていうのが基本になると思います!

 

 

薬膳の考え方が参考になります!

 

 

「薬膳(やくぜん)」というのは、
おいしい食事に漢方生薬などを組み合わせて
薬事効果をもたせたものです。

 

 

漢方生薬などと言うと、いわゆる「漢方薬」を
イメージしてしまうと思いますが、、、

 

例えばネギや生姜などの、ふだんから使っている
食材を上手に組み合わせるだけでも
十分に薬膳になります。

 

 

「薬膳」の基本的な考え方

 

薬膳はとても奥深いもので、詳しく説明しようとするとかなり長くなってしまいます。そこで、あえて大雑把に言ってしまえば、次の3つのポイントをおさえながら、適した食材を組み合わせていくという考え方が基本になります。

 

季節と体質を考える!

日本では季節を春夏秋冬の四季で考えますが、中医学では春夏秋冬に「長夏」を加えた五季で考えます。それぞれの季節で五臓(肝・心・脾・肺・腎)のいずれかをいたわるべきと考えます。

  • 春・・・肝が弱る(全身の気や血の流れ)
  • 夏・・・心が弱る(五臓六腑を統括する働き)
  • 長夏・・・脾が弱る(消化吸収の働き)
  • 秋・・・肺が弱る(空気・陽気を取り入れる働き)
  • 冬・・・腎が弱る(エネルギー不足)

※五臓は西洋医学的な特定の臓器ではありません。

 

五季(五性)を考える!

食材にはそれぞれ、体を温める働きを持つものや、体を冷やす働きを持つものがあります。それら温めたり冷ましたりする効果の程度に応じて、「五季(五性)」と呼ばれる5段階に分類されています。

  • 寒性・・・体を冷ます働き(強)、スイカなど
  • 涼性・・・体を冷ます働き(弱)、キュウリなど
  • 平性・・・熱的な作用なし、キャベツなど
  • 温性・・・体を温める働き(弱)、生姜など
  • 熱性・・・体を温める働き(強)、トウガラシなど

 

五味を考える!

食材にはそれぞれいろいろな味があります。それらの味は「五味」と呼ばれる5種類に大きく分類されます。五味にはそれぞれ、体に対して特定の作用があると考えられています。

  • 酸味・・・すっぱさ、【作用】収斂、生津、固渋
  • 苦味・・・にがさ、【作用】瀉下、燥湿、解毒、清熱
  • 甘味・・・あまさ、【作用】和中、緩急、補益
  • 辛味・・・からさ、【作用】行気、活血止痛、散寒
  • 鹹味・・・しょっぱさ、【作用】軟堅、散結、瀉下

※作用が分かりにくいと思いますが、長くなるため詳細は省きます。

 

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季節に応じて、五季と五味を考えながら
適切な食材を取り入れることで、
健康増進を目指すのが「薬膳」なんです。

 

 

なんだか難しいな〜って思ったかもしれませんが、
季節の旬なものをおいしくいただくだけでも
薬膳の考え方にそった食事ができたりするものです。

 

 

ところで・・・

 

 

夏バテに効くおすすめメニューって何かありますか?
というご質問についてですが、ここではあえて
具体的なメニューをご紹介することはやめておきます。

 

ぜひ、薬膳についていろいろ勉強してみて
ふだんの食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

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